FXで成績を残すためにはチャートの分析は必ず行わなければなりません。
FX初心者の方にはチャート上にある棒が何を示しているのかが分からず、とっかかりにくいと思いますが、この棒が非常に分かりやすく為替レートの変動を示してくれています。
チャートの基本的な見方を知ることで様々な分析もできるようになり、勝率もグンと上がります。
逆に知らないということはFXがただのギャンブルや博打と同じようになってしまいます。
チャートの見方はギャンブルにならないための基本ですので、必ず学習しておきましょう!
当ブログではローソク足チャートを使用して解説していきます(日本でローソク足チャート以外のチャートを使っている人を見たことがありませんので)。
FXのチャートとは時間ごとの為替レートを示している
まずは下のチャートを御覧ください。
これはドル円のある日の日足チャート(~~足については後述します)です。
1ドルが何円の価値があるかを時間ごとに示したグラフになっています。
右側にある117.000等の数字は為替レートを示しており、白色で囲われている111.884は現在の為替レートです(1ドル=111.884円ということです)。
ざっくりいうと縦軸は為替レート、横軸は時間を示しています。
右に行けば行くほど最新の為替レートということですね。つまりチャートとは過去の為替レートの変動をグラフにしたものなのです。
過去から現在の為替レートの流れを知ることでFXチャートの分析することができるのです。その時のレートのみを知っていても分析なんてできませんからね。
ローソク足の見方
ローソク足1つ1つの意味
チャートのグラフが示す意味がわかったところで、グラフを作る1つ1つのローソク足を見てみましょう。
ローソク足とは、僕の見ているチャート(上の画像)だと、赤と青の四角になっていて上下に線画伸びている棒のことを言います。
1つのローソク足は拡大すると下の図のようになっています。
ローソク足には陽線と陰線の2種類あり、1本のローソク足には始値、終値、高値、安値の4つの情報が組み込まれているのです。
- 始値・・・ある時間の始まりの価格
- 終値・・・ある時間の終わりの価格
- 高値・・・ある時間内の1番高い価格
- 安値・・・ある時間内の1番安い価格
- 陽線・・・始値<終値のときにできるローソク足
- 陰線・・・始値>終値のときにできるローソク足
時間でローソク足の種類が決まり、1分足、5分足、10分足、30分足、60分足、4時間足、1日足など様々な時間帯で作られています。
言葉だけではわかりにくいので1分足を例にして図解していきます。
ローソク足ができるまで
為替レートは常に変動しています。
図を見てください。
1つの1分足ができるまでの為替レートの変動を表しています。縦軸が為替レートです。
1分間の間に為替レートが上下を繰り返し一つの1分足ができました。始値よりも終値のほうが高いので、陽線の出来上がりです。
この1分が繰り返されてローソク足チャートが出来上がるということですね。
ちなみに5分足は5分間の為替レートの変動でできるので、1分足が5本分ということになります。
このようにして様々なローソク足が作られているのです。
FXチャートとローソク足の見方:まとめ
FXではテクニカル分析をするのにチャートやローソク足の見方を知ることが何より重要です。
まずチャート自体は左から右にかけて最新の為替レートを更新していくと理解しておいてください。
そして1つのローソク足ができる仕組みを知っていないとチャートを正しく理解することができません。
これを知ってようやくテクニカル分析を行えるようになりますので、ローソク足やチャートの作り方が理解できていない方はこのページを繰り返し読んで確実に理解するようにしましょう。
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