FXをこれからはじめる方に知っておいてほしいFX用語集

FXの基礎知識

はじめてFXというものに触れる人のためのFX用語集です。できるだけ丁寧、簡単に説明したいので難しいことは省いて説明していきます。

()内は読み方です。

一目均衡表(いちもくきんこうひょう)

一目均衡表とは一目山人(細田悟一氏)が開発発表した、純日本産のテクニカル指標のこと。

海外トレーダーからも「Ichimoku」と呼ばれ世界中で人気があります。

FXチャートの分析に欠かせない代表的なテクニカル指標」も参考にしてください。

円高

外国通貨に対して円の価値が上がること。

例えば、1ドル=100円が1ドル=95円になった時、「円高」になったといいます。100円から95円へと安くなっているから「円安」と間違えないようにしましょう。

円安

外国通貨に対して円の価値が下がること。

1ドル=100円が1ドル=105円になった時、「円安」になったといいます。

押し目

トレンドが上昇している場面でも、細かく見ると価格が下がっているところがあります。この一時的に下がった場面を「押し目」といいます。

ちなみにそのタイミングで買うことを「押し目買い」といい、また、その反対を「戻り売り」といいっています。

終値(おわりね)

東京市場では日本時間17時のレート、ニューヨーク市場ではニューヨークの17時のレートを終値といっていますが、FXには取引終了時刻がありません。ですので、ニューヨーク市場の終了時刻を基準にしています。

外国為替

異なる国の通貨を交換すること。英語で「Foreign Exchange」といいます。略して「FX」ですね。

FX超初心者が利益を出すための知っておくべきFXの基本と稼ぎ方」でも説明しています。

買戻し

売りポジションを決済のために買付取引をすること。

機関投資家

生命保険会社、損害保険会社、普通銀行、信託銀行、証券会社、年金基金、農協、ヘッジファンドなど、個人や法人から預かった大量の資産を運用することを業務とする大型投資家のこと。

逆指値注文(ぎゃくさしねちゅうもん)

売買するレートをあらかじめ指定する注文方法で、買いの時には現在より高いレートを、売りの時には安いレートを指定します。

指値注文と逆の注文方法ですね。

雇用統計

その国の雇用状況を示す統計で、各国の政府が発表する重要な経済指標の一つ。特にアメリカの雇用統計は外国為替、株式といったマーケットに大きな影響を与えるため、様々な投資家が注目しています。

指値注文(さしねちゅうもん)

売買するレートをあらかじめ指定する注文方法で、買いの時には現在より安いレートを、売りの時には高いレートを指定します。

反対は逆指値注文といいます。

サポートライン

チャート分析でレートが過去に何度か下げ止まった価格帯のこと。

投資家の多くがそのサポートラインを意識しているので反発しやすくなっています。逆にサポートラインを割ってしまうと大きく下落してしまうので注意が必要です。

証拠金

FX取引をするために担保として預けておく資金のこと。

日本のFX口座では証拠金の25倍のレバレッジをかけて取引することができます。

ショート

通貨を売ること、売りポジションを持つこと。

逆はロング。

スプレッド

買値と売値の差。

スリッページ

取引に指定したレートと、実際に約定したレートとの差。

相場の急騰・急落時に大きくなりやすい。

スワップポイント

取引をしている2国間の通貨の金利差をスワップといい、その差に基づいて算出された額のこと。

高金利の通貨を買う、あるいは低金利の通貨を売ると金利を受け取ることができますが、逆だと支払うことになります。

政策金利

中央銀行が都市銀行などにお金を貸し付けるときの金利のこと。

各国の政策金利発表は多くの投資家が注目する最も重要な経済指標の一つです。

損切(そんぎり)

評価損を実際の損として決済し取引を終わらせること。

逆に利益を確定する決済を「利食い」といいます。

高値

特定の期間の中で最も高いレートのこと。

建玉(たてぎょく)

未決済で保有している通貨のこと。ポジションともいいます。

建値(たてね)

建玉を建てたときの値。

チャート

過去の為替レートの変動をグラフ化したもの。

ローソク足チャートの見方は「FXチャートの基本的な見方とローソク足の意味」をご参照ください。

中央銀行

国の金融組織の中心的役割を担い、発券銀行、銀行の銀行、政府の銀行としての機能を主な業務として金融政策の運営にあたる金融機関。

日本の日本銀行、欧州連合のECB(欧州中央銀行)、イギリスのイングランド銀行が代表的な中央銀行で、アメリカは単一として中央銀行は存在せずFRS(連邦準備制度)がその役割を担っています。

長期金利

1年以上の借入金の金利。

通貨ペア

取引する2国間の通貨のペアのこと。

テクニカル分析

過去の為替レートの変動をグラフ化したチャートを分析し、未来の値動きを予測する分析手法のこと。

FXチャートの分析に欠かせない代表的なテクニカル指標」と「FXはテクニカル?ファンダメンタルズ?為替レートの変動を知るための2つ分析方法とは?」も参考にしてください。

成行注文(なりゆきちゅうもん)

現在提示されているレートで売買する注文方法のこと。

難平(なんぴん)

評価損が出ているポジションの平均コストを下げるため、新たに同一のポジションを保有すること。

始値(はじめね)

取引開始時間のレートのこと。

ファンダメンタルズ

経済を構成する基礎的条件のことをいい、それらを分析して未来の為替レートを予測することをファンダメンタルズ分析といいます。

FXはテクニカル?ファンダメンタルズ?為替レートの変動を知るための2つ分析方法とは?」も参考にしてください。

評価損益

未決済のポジションを評価した際の損益。

ポジション

未決済で保有している通貨ペアのこと。「建玉」ともいいます。

ボラティリティ

為替レートの変動率。略して「ボラ」といわれています。

ボリンジャーバンド

移動平均線を中心に±1σ、±2σ、±3σの帯(バンド)のようにチャート上に表示させるテクニカル指標。

FXチャートの分析に欠かせない代表的なテクニカル指標」でも紹介しています。

約定(やくじょう)

注文した取引が成立すること。

安値(やすね)

特定の期間の中で最も安いレートのこと。

利食い(りぐい)

保有ポジションを反対売買し、利益を確定させること。

損失を確定させることを「損切」といいます。

両建て(りょうだて)

同じ通貨の買いポジション、売りポジションを同時に持つこと。

レジスタンスライン

チャート分析でレートが過去に何度か上げ止まった価格帯のこと。

投資家の多くがそのレジスタンスラインを意識しているので反発しやすくなっています。逆にレジスタンスラインを割ってしまうと大きく上昇する可能性があります。

レバレッジ

てこの原理のこと。

FXでは実際の資金よりも大きな取引ができ、大金利益を求めることができます。もちろんリスクも大きくなります。

レンジ相場

一定の範囲内で値動きを繰り替える相場のこと。

連邦公開市場委員会(れんぽうこうかいしじょういいんかい)

FOMC(Federal Open Market Committee)。

アメリカの政策金利を決定する会合を年8回開催しています。

ロスカット

損失を確定させること。損切のことです。

ロング

通貨を買うこと、買うポジションを持つこと。

逆はショート。

Ask(あすく)

買うときのレート。

Bid(びっど)

売るときのレート。

ECB

欧州中央銀行。European Central Bank。

欧州の金融政策を担う中央銀行。

EMA

指数平滑移動平均線。Exponential Moving Average。

直近の価格に比重をおいて算出する移動平均線。

FXチャートの分析に欠かせない代表的なテクニカル指標」でも紹介しています。

FOMC

Federal Open Market Committee。連邦公開市場委員会。

アメリカの政策金利を決定する会合を年8回開催しています。

FRB

FederalReserveBoard。連邦準備制度理事会。

FRS(連邦準備制度)の統括機関で、アメリカの公定歩合や支払い準備率の決定など金融政策の策定やアメリカの銀行の監視を行っています。

IFD注文(いふだんちゅうもん)

新規の注文と、その注文が約定した場合の決済注文を同時に出す注文方法。

MACD(まっくでぃー)

Moving Average Convergence Divergence Trading Method。

ゼロラインを基準にMACDラインとシグナルライン、さらにその2つの線の乖離を棒グラフで表示するMACDヒストグラムなどをチャート下に表示させるテクニカル指標です。

FXチャートの分析に欠かせない代表的なテクニカル指標」でも紹介しています。

OCO注文

One side done then Cancel the Other order。

指値注文と逆指値注文の2つを同時に出すことができる注文方法。一方が約定した場合、約定していない注文が自動的に取消されます。

PIPS(ぴっぷす)

為替レートの最小単位のこと。

例えば米ドル/円の場合だと、1ドル110.00円から110.05円にに変動した時「5PIPS上がった」と表現します。

RSI

The Relative Strength Index。

一定期間の上昇(下降)した値幅の割合を算出し、上昇(下降)の勢いを示してくれるテクニカル指標。買われすぎ、売られすぎを判断します。

FXチャートの分析に欠かせない代表的なテクニカル指標」でも紹介しています。

SMA

単純移動平均線。Simple Moving Average。

指定した期間のローソク足の終値の平均をチャート上に線でつないだテクニカル指標。

FXチャートの分析に欠かせない代表的なテクニカル指標」でも紹介しています。

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